FC2ブログ
2005.1.22 開設/6.2 FC2 移転。きまぐれ管理人が、周期、内容ともそのときの気分で更新しております。
一口極辛
最近、辛いメニューを置いている店で軒並み物足りない思いをしている。
こっちの舌のせいかと思わないでもないが、もしかして店が客に日和って、同じ辛さ指定でも以前ほど辛くしなくなったのではと思わなくもない。

そこで簡単に味は変えないだろう、と思える店に行ってみることにした。

「大沢食堂」
ここなら辛さのレベルを落としたら旧来のファンから文句がきそう。きっと今も昔とかわらない辛さを提供し続けているに違いない。
一方で、食べられるかどうかおぼつかないと思った客には極辛の注文でも控え目の辛さのものが出てくるといううわさもあるが。

しかし前回が極辛初注文。
そのときには「食べられますか」と注文時に念押しされた。
もし、あのとき食べたものが「手抜き極辛」だったとすれば、今日も手加減されたとしても、前回並みの物は出してもらえることになる。

・・・・・・

オーナーの息子と思われる店員さんは、僕の注文を聞き返すことなく受けてくれた。
チリパウダーで真っ赤なカレーは、多分手を抜かない普通の極辛だったと思う。

出てきたカレーの最初の一口では、うっ、としびれる感覚がした。
食べ進めるうちに、鼻が弛み、汗がじわり。
しかし、だんだん慣れてくる。
かんでもゝゝゞゝもとまらないほどの鼻水ではないし、水も食べ終わってから一杯注ぎ足す程度しかほしくならなかった。
ごはんも少し余ってしまったほど。

やはり、これまで巡った店に責任はなさそう。
僕のほうが辛さに対して麻痺し始めているようだ。

そうはいっても、さすが大沢食堂の極辛カレー。いくらなんでも「辛くもなんともない」なんていったらやせ我慢。
でも、ここまでくるとやっぱり辛さが単純でバランスのいい味ではなくなっている。
僕が食べたいのは「辛くておいしいもの」。辛さだけを求めて家から遠いこの店に通うまでの気持ちにはならない。

今度行くとしたら、なかなかおいしいらしいほかの定食メニューを試すついでにカレーも、という感じで行きたい。

ところで、店内のホワイトボードに「一口極辛 100円」という見慣れないメニューが書かれていた。
どうやら、すっかり有名になった極辛カレーをちょっとだけ体験するというものよう。

「俺はそんな下手物をこれから食べようとしているわけ?」といささか鼻白んだ気分になっていると、店長の息子さんが隣のテーブルに「一口極辛です」と声をかけている。
見ると、学生サークル風ののグループの二人に一つ位づつ、小皿を並べ始めた。
あれで100円とはいい商売だ。

まもなく、「うわっ、なにこれ。食べれないよ~」と女の子。「うわ、汗が止まらない。他のもの食べても味がわかんねえよ」と男子学生。傍らで、別な男子学生が「いや、これなら普通に一皿食べられなくもないな」と自己アピール。

しばらくして出てきた自分の極辛カレー。
なぜか気恥ずかしい思いになって、大急ぎで食べて店を出てきた。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック